おいしいみかんを見分ける光センサー
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2019.1.11
西宇和では、毎年たくさんのみかんが出荷されています。お店にもたくさんのみかんが並んでますが、気になるのは味のばらつきですね。
同じ畑のみかんでも、日当たりの良さや木の生育状況などによって、どうしても甘さなどが基準に達しないみかんが出てしまいます。しかし甘さや味を確認といっても、みかんを一つ一つむいて食べるわけにはいきません。
そこで西宇和みかんは、個体によって生じるばらつきを抑え安定した品質管理を行うため、出荷時に光センサーによる選果を行っています。
みかんに強い光を当て、その通り具合を確認することで、糖度や酸度などを瞬時に分析し、おいしいみかんを選別することが可能です。
光センサー
みかんに傷を付けることもなく、おいしさを数値として表せるため、見ただけでは分からない味の差を減らすことができるのです。
さらに光センサーだけではなく、人の目による選果も合わせて行っています。
目視での品質確認
農家の方にとっても、数値での結果は分かりやすく、みかんの状況の把握や、より良いみかんを育てるためのモチベーションにもなっています。
西宇和では、2000年に光センサーを導入しました。光センサーのおかげで、高速で大量の検査が可能になっています。
今後も新しい技術を取り入れながら、高品質を維持する努力を続けていきます。