桃栗三年柿八年 みかんは何年?
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2019.1.31
桃栗三年柿八年ということわざがあります。桃や栗は実を付けるまでに3年かかり、柿は8年もかかるということから、何事も結果が出るまでにはそれ相応の時間が必要になるということを表すものですね。
みかんも育てるためには、それ相応の時間が必要で、ある程度の量を収穫できるようになるまで、約5〜6年はかかります。
そのため、農家の方にとって、どの品種を育てるのかがとても重要です。
私たちがお店にいくと、温州みかんから、デコポン、伊予柑などさまざまな品種があり、好きなものを選ぶことができます。
毎年のように新しい品種が登場し、いろいろな味を楽しむことができますが、農家の方は出荷するまで5年以上前から考えて育てる必要があるのです。
樹齢5〜6年の若い木
農家の方は、目先のことだけを考えるのではなく、将来の産地のことも考えて、日々の作業を行っています。
良いみかんを作れる産地になるには、高い技術や丁寧な管理はもちろんのこと、長い時間をかけてみかんと向き合うことが大切です。
味においても、長年大切に育てられてきた老木は、収穫できる数こそ減りますが、とても甘くおいしい実を結びます。
西宇和のみかんには100年以上の歴史があり、一本一本大切に育てられています。