みかんを支える土
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2019.2.5
土が悪ければ、雨や台風によって木はすぐに駄目になってしまい、光合成や成長のために必要な成分を取ることができません。
土の状況は、見た目では分かりにくいのですが、日照や葉と同様に、非常に重要な役割を担っています。
海が近い西宇和では、みかんの木の根が肥料を十分に吸収できるように、牡蠣殻や塩抜きした海藻を入れて土づくりをしている畑が多くあります。
また、魚身粕や菜種粕などの有機肥料も、多く使用されています。
もちろん肥料は多ければ多いほど良いわけではなく、きちんと土の状態をみて、適切な量だけ使用する必要があります。農家の方の知識と経験が求められるデリケートな作業です。
西宇和では、こうした海の恵み、山の恵みを生かすという先人たちの知恵を受け継ぎ、自然を生かしたみかん作りを行っています。