私たちの西宇和みかん その1
News
2019.3.7
西宇和みかんの産地である八幡浜市で、地元のみかんをPRしている高校生たちがいると聞いて、取材に行ってきました。
八幡浜高等学校の商業研究部「バーチャルカンパニー A★KIND(あきんど)」の皆さんです。
「活動内容は幅広く、かんきつの盛り上げや、観光ツアーでの地域の盛り上げなど、地元の活性化につながるさまざまな活動を地域と連携して行っています」と顧問の山田先生。A★KINDは、八幡浜市を盛り上げるために、市内を中心に活動しているそうです。
では、みかんの聖地である西宇和で育った高校生たちが、どんな思いで活動しているのか。その取り組みについてシリーズ連載で紹介していきます。
まず、みかんの産地ならではの取り組みとして行っている「みかん検定」について尋ねてみました。
兵頭さん(1年)が答えてくれました。
「みかんの魅力を知ってもらうため、毎年12月に、道の駅『八幡浜みなっと』の『みなと交流館』で実施しています。昨年で9回目を迎え、地元の方を中心に受検していただいています」
テストの特徴について後藤さん(1年)は、「検定は点数によって3級、2級、1級とランクがあります。満点だとみかん博士の称号がもらえますが、まだ出ていません」と、話してくれました。
博士の称号を得るのはなかなか難しそうです。
みかんの地域や歴史・特徴・成分などを問う筆記試験に加え、試食してみかんの種類を当てる実技試験もあるそうです。
みかんの知識に自信のある方は、みかん博士を目指してぜひ受検してみてください。
取材日 2019年2月上旬
次回は、彼らが制作に関わった商品や、地域と連携した活動について紹介します。