私たちの西宇和みかん その2
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2019.3.8
前回に続き、全5回のシリーズで、八幡浜高等学校の商業研究部「バーチャルカンパニー A★KIND(あきんど)」の活動を紹介いたします。
愛媛県はみかんなどのかんきつ類が特に有名ですが、今治タオルもみかんと同じく100年以上の歴史があり、品質の高さも有名です。
A★KINDでは、そんな愛媛県で高く評価されている二つを融合したギフトを考案しました。
その名も「みかんタオル」!
一見するとみかんの色をした普通のタオルに見えますが、ヘタの部分が立体的な刺しゅうになっており、みかんのような形にたたむことができます。
今治市と八幡浜市の企業の協力を得て作成しており、見た目だけでなく、実用品としても高品質です。
ふるさと納税の返礼品としても認定されています。
この他にも、A★KINDの皆さんは、3年前から、松山から八幡浜までの海沿いを走る観光列車「伊予灘ものがたり」とも連携して活動を行っているそうです。
松岡さん(1年)に、活動について教えてもらいました。
「JR八幡浜駅で、列車で訪れた観光客の方のお出迎えや、お見送りをします。清太朗という、清見タンゴールをモチーフにしたキャラクターもいて、一緒に写真を撮ったり、手を振ったりしています」
一生懸命お出迎えをすると、観光客の方にも笑顔で喜んでもらえて、とてもうれしくなるそうです。
岡さん(2年)は、この活動について「観光客の方とも一緒に、みんなで記念撮影をしました。写真にも残って、私たちも良い思い出になります」と、話してくれました。
地元への思いのこもった産品や、元気なおもてなしには心が温まります。
八幡浜を訪れた時に、A★KINDの歓迎を受けたら、きっと一生の思い出になりますね。
取材日 2019年2月上旬
次回は、手の汚れないみかんの食べ方の研究について紹介します。