サンフルーツ農家 斉藤誠二さん
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インタビュー

2019.3.22

佐田岬半島で、中晩柑を中心に育てている斉藤誠二さんに、サンフルーツについて伺いました。

斉藤さんは、農業の留学や農作業支援活動などの体験を経て、作業支援で訪れた西宇和の土地の自然に引かれ、Iターン就農されたそうです。

「サンフルーツは、甘夏が枝変わりしたもので、新甘夏とも呼ばれます。甘みだけでなく少し酸味のある品種です。収穫する前に、2~3週間程度樹上で水分を飛ばし、酸がほどよく抜けてから出荷しています」

サンフルーツ農家 斉藤誠二さん

サンフルーツは、ずっしりと大きな実が特徴です。皮は少しむきにくくなっており、通常はカットしてから食べますが、さすが斉藤さんは、そのまま素手でむいていました。
実際に試食させてもらうと、柑橘のほどよい甘みの上に、さっぱりとした酸味がある、バランスの良い味わいでした。

サンフルーツ サンフルーツ

かんきつを育てる上でのこだわりについて尋ねたところ、
「自分が農業を教わっていたころ、指導者の方から『農業の99%は環境、1%が人』だと教わりました。これは人の力がいらないということではなく、あくまでおいしい作物を育てるのは環境で、人はそのための良い環境を整備することが重要だということです。このことを念頭において、少しでもおいしく育つように、しっかりとした環境を作りを心掛けています」と、語ってくれました。
農家の方の仕事は、育てるというよりも、育つ環境を作ることだという、深く示唆に富んだ言葉ですね。

西宇和蜜柑 西宇和ミカン

最後にこれからの目標について尋ねてみました。
「農業でアメリカに留学していた時、滞在先の農家の方は4代目で、農業は何代にもわたって行うものだと言っていました。西宇和の土地も代々引き継がれきたものです。こうした生産地の良さを大切にし、次の世代に引き継げる良い基盤を作っていきたいです」

撮影日 2019年2月上旬

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