みかんの皮のブツブツ
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みかんの表面には、オレンジ色の小さな点々が無数にありますね。
これは油胞と呼ばれるもので、色が濃く、細かく点在しているものほど、おいしいと言われています。

そんな油胞ですが、みかんをむいて皮をつぶしたところ、汁が飛び目にしみた経験はないでしょうか。
これは油胞に含まれるリモネンという精油成分によるものです。これはいったいどのようなものでしょうか。

みかんの皮のブツブツ

みかんはすっきりとした良い香りがしますが、それは主にリモネンによるものです。リモネンは、かんきつ類の皮に多く含まれ、その香りを構成する物質の一つです。
目にしみることから刺激が強そうですが、リラックス効果があるといわれ、アロマセラピーなどにも用いられます。
環境に優しいため、洗剤の汚れ落とし成分や、香り成分としてもよく使われています。

リモネン

また、ゆずなどと同じように、食べた後の皮をきれいに洗い、しっかりと乾燥させて、お風呂に浮かべるといった使い方もされています。

みかんを食べるときは、リモネンの香りも一緒に楽しんでください。

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