八幡浜市にあるJAにしうわ特産センターの甘柑日和（かんかんびより）を訪れました。
取材したのは9月の上旬で、極早生みかんが入荷する直前の時期でしたが、河内晩柑をはじめとしてジュースやゼリーなどの商品が並んでいました。

販売されている特産品の一つに、はちみつがあり、少し面白い話を聞きました。はちみつはミツバチが花の蜜を集めて作るため、蜜がとれる花が必要ですが、この地域のミツバチはみかんの花から蜜を集めるそうです。
ビンをよく見ると「純粋保証 ミカン蜂蜜」とのラベルが！これはおいしそうです。

みかんにとっても、ミツバチのおかげで自然に受粉ができますので、共存の関係だそうです。西宇和には、みかんを中心としたさまざまな自然のつながりがあると感じました。

そして今後楽しみなのが、かんきつの飲むゼリーです。
パッケージデザインも仮の物で、試作の段階ということでしたが、ゼリーの滑らかな舌触りに、かんきつの味わいがそのまま詰め込まれています。

伊予柑、甘平、ポンカンの3つの種類があり、味も品種ごとに違っています。現在の試作品は甘柑日和で限定的に販売されているそうですので、訪れる機会があればぜひお試しください。
つぶ入りの真穴みかんのゼリーも販売されていますので、こちらも要チェックです。

取材日 2019年9月上旬