みかんの房の数
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みかんは房の数が多いと、おいしい傾向があるといわれています。
実際に数えてみると分かるように、大抵のみかんは10前後の房を持っていますが、中には12やそれ以上の房を持つみかんもあります。
いくつの房があるのか。これを数えるのはみかんを食べるときの楽しみともいえますが、実は、皮をむかなくても簡単に知ることができるのです。
一体どのような方法だと思いますか?

みかんの房

みかんを食べるとき、ヘタをとってそのくぼみにある白い線の数を数えてみてください。きっと房の数と一致しているはずです。
理由は意外と単純です。

みかんはヘタ部分に白く太い筋が付いていますが、これは維管束(いかんそく)という栄養を運ぶものでしたね。そして、みかんは木になっており、栄養は茎からヘタの部分を通ってみかんの実へと運ばれます。つまり、ヘタの部分が栄養を運ぶ通り道になっているため、ここにいくつの管があるかを見ると房の数が分かるというわけです。

みかんのヘタ

実用的ではありませんし、房の数やヘタについて気にすることはほとんどないと思いますが、雑学として知っておくと、みかんを食べるときの話のタネになります。

ただ、みかんのおいしさにはさまざまな条件が関係するため、房が多ければ絶対においしいというわけではありませんが、知っていると食べるときの楽しみが増えますよ。

みかんの房の数

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