台風への備え
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近年、記録的な豪雨や大型台風の発生などが、産地においても大きな問題となっています。

特に台風が接近すると、みかんが風に飛ばされるなどの危険がありますが、さらに望ましくないことに塩害があります。
海の恵みをたくさん受けている西宇和の農園ですが、台風の際は強風により、海水の塩が農園に巻き上げられ、みかんの木が枯れたり、土地がダメージを受けたりするおそれがあるのです。

西宇和の農園

段々畑に並ぶ、防風林や防風ネットは、名前のとおり風を防ぐものですが、こうした塩害を防ぐ効果もあります。
みかん農家の方々は、台風の際は念入りに事前準備を行い、それこそ24時間態勢で待機し、塩害が起きそうな場合は、すぐにスプリンクラーから散水し塩を洗い流すなど対応を行います。

西宇和の段々畑

西宇和の大きな特徴である海に面した地形は、海からの太陽(光の反射)やミネラルという、おいしいかんきつを作る上で恵まれた環境ですが、その反面で備えも欠かせません。

西宇和のおいしいみかんは、真剣に自然と向き合う農家の方々に支えられています。

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