みかんの変化
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2020.3.4
かんきつには、いろいろな種類がありますね。みかん一つをとっても、極早生(ごくわせ)、早生(わせ)、中生(なかて)、晩生(おくて)などに分類できます。
極早生は出荷時期が早いこともあり、黄色や緑色の混ざった見た目ですが、中生や晩生となると、濃いだいだい色をしています。このように同じみかんでも、時期によって見た目に大きな違いがありますね。
そのほかにも違いがありますが、いったいどのようなものだと思いますか?
晩生みかん
極早生みかん
まずは、何といっても味が違います。
一般的に、極早生などの時期の早いみかんは、酸味と甘みのバランスが良く爽やかな味わいですが、遅くなるにつれて酸味が抜け、甘みがいっそう強くなります。
そして、皮の厚さも違います。
みかんの中でも、シーズンで最後の晩生みかんともなると、中晩柑のようにじょうのう(中の薄皮)も少し厚くなっています。季節を意識しながらみかんを食べると、味わいの変化を感じていただけます。
西宇和では一年を通して多種多様なかんきつを栽培しています。
おいしさや栄養が詰まった旬のかんきつをお楽しみください。