冬の終わり
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今年の冬も、たくさんのみかんやかんきつが出回りましたが、いかがでしたか。

実際に手にとっていただき、おいしいと思っていただけたなら、とてもうれしいです。
みかんのシーズンは終わりですが、農家の方はこれからしばらくは休み、というわけにはいきません。すでに、次のシーズンに向けた準備が始まっています。

みかん農家

まずは土の管理です。
たくさんの実を付けてくれた木をねぎらうように、肥料や水をあげます。おいしいみかんを育てるには、時に心を鬼にして厳しく、そして時に優しくすることが秘訣なのです。
さらに、将来を見据えて新しい木を植えたり、古くなった木を植え替えたりもします。みかんの木にはそれぞれの歴史があり、また次世代の木が新しい歴史をつくっていきます。

それから大切なのが、剪定ですね。
葉や枝を整え、今年のみかんが育ちやすい環境をつくる目的もありますが、表年と裏年で、収穫できる量が変わらないようにすることが重要です。
今シーズンに実を付けた枝は、次のシーズンには実を付けないため、それらのことを意識した剪定が大事です。たくさんの知識や経験が必要な作業になります。

西宇和ミカン

おいしいみかんを届けるための、かんきつ作りはすでに始まっています。
また次のシーズンをお楽しみに!

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