四国の西の玄関口 西宇和の風景
News
2020.7.22
日本一長い半島といえば、リアス式海岸が特徴の西宇和の佐田岬半島です。およそ40キロメートルもの長さがあり、景色も良いため、サイクリングコースとしても人気です。
半島の先端付近に行けば、海の向こう側に大分県を見ることもできます。周りの海に遮るものがない佐田岬半島では、清見やデコポンなどの中晩柑が育てられています。
その根本にある八幡浜市も、同様にリアス式海岸になっており、陸に囲まれた港では、漁業も盛んです。八幡浜港にある道の駅では、新鮮な魚を楽しむこともでき、活気がある町の中心的な場所になっています。
四国でも最西端に位置する西宇和は、九州に近く、昔から海の玄関口としての役割を果たしてきました。現在も八幡浜港からは、大分県へ向かうフェリーが出ており、海を行くさまざまな船を見ることができます。
豊かな海は太陽の光を反射して、おいしいみかん作りを手助けしてくれますが、港町としての独特の風情も育んでいます。