みかんの葉の特徴
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だんだんと暑い日が増え、本格的な夏が近づいていることを感じますね。みかんの実は、今が成長の真っ盛りですが、成熟する前のみかんは、葉も実も濃い緑色が印象的です。

植物には、冬場にも葉を残す「常緑樹」と、葉を落とす「落葉樹」がありますが、冬にも緑色の葉が付いているみかんは常緑樹です。

みかんの葉

しかし、冬も葉を残すことは、植物にとって厳しい状況です。太陽の出る時間は短くなり、寒さも厳しく、降水量も減ってしまいます。そのような条件下だと、葉を維持するため、木にも大きな負担がかかってしまいますので、みかんの収穫後も、1年を通しての手入れが必要になります。

かんきつは、温暖な気候で育てられることが多いのですが、おいしいみかんを作るには、単に暑ければよいわけでもなく、適切な温度と水分が欠かせません。例えば暖かい土地でも、雨が降り過ぎては甘いみかんにならないのです。
植物の特性と地域の気候という視点で見ると、さまざまな発見があります。

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