JAにしうわの広報誌『たちばな』
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2020.7.29
JAにしうわでは、『たちばな』という広報誌を毎月発刊しています。日本の柑橘の起源とされる「橘」の名が表す通り、みかんの生産情報から、西宇和の地元の様子、みかんを使ったレシピまで、さまざまな西宇和の情報が盛りだくさんです。
たちばなを作成しているJAにしうわの濱本茜さんに、制作にかける思いについて伺いました。
「『たちばな』によって人と人が結び付き、西宇和の地域とみかん産業を次世代へとつなげることが目標です。そのためにも、一方的に発信するのではなく、読者の皆さんと対話し、心を通わせたいと考えています。地元の方への取材記事では、特定の方だけでなく、幅広い方にインタビューさせていただいています」
記事には、地元の人や取り組みがたくさん紹介されており、西宇和の穏やかな日常を垣間見られます。
実は、濱本さんは過去に愛媛県のみかん大使を務められていたそうです。
そのときの体験について教えていただきました。
「みかんを試食してもらう機会があったのですが、お客さんのリアクションがとても印象的でした。皆さん、みかんを食べるとすごく良い表情をしてくれます。言葉にされなくても、おいしいと感じていただけたのが伝わってくるのです。地域で一生懸命作られているみかんが認められたようで、それが何よりの喜びでした。これからも、みかんといえば“西宇和”と思ってもらえるようにがんばります」
最後に西宇和とみかんへの思いを話してもらいました。
「みかん農業は、西宇和の誇りです。農家の方々は、思い通りにはいかない自然を相手に工夫を重ね、すごく努力されています。農家というのはすごくかっこいい仕事ですので、就農される方も増えてほしいです。そして丹精込めて育てている西宇和のみかんを、とにかく一人でも多くの方に一度食べてほしいです」