[8/8]梅雨明けのみかんの生育状況
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農園レポート

2020.8.18

8月8日、梅雨明けの農園を訪れました。
ジメジメとした梅雨とは打って変わり、農園には太陽が照り付け、すっかり夏の雰囲気になっています。

梅雨明けの農園

これから収穫までの時期は、みかんの糖度を上げるために大切な時期です。みかんが実を大きくする時に、甘やかして水をあげすぎると糖が増えません。水分を減らし適度にストレスを与えることが、甘くておいしいみかんを作る秘訣です。
そのため、農園ごとの土地の性質や天候に合わせて、マルチシートを敷いたり水をあげたりと、細やかな調整が行われています。

今年は梅雨が長く、しばらく雨が降り続きましたが、その後の日照状況は非常に良くなっています。成長するときに水を吸収させ、今はしっかりと甘くするための乾燥状態をつくることができており、生育は順調です。

温州・中晩柑

みかんは、まだ濃い緑色をしていますが、涼しくなっていくとともに色付きます。
9月の終わり頃には、極早生みかんの収穫が始まる予定です。

夏場は気温が高く、日差しも強くて大変ですが、仕上げに向けて、随時摘果などの作業を進めています。

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