大島でのみかん作り
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前回に引き続き、八協共選の松井さんに、島ならではのみかん作りの特徴を聞いてみました。

「島ですので出荷する時は船に乗せる必要があるのですが、やはりこれが大変ですね。運んでくれる船を確保する必要がありますし、冬場は大しけになり、海が荒れるということもあります」

大島

夏には穏やかで美しい海の広がる大島ですが、みかんが出荷を迎える冬にはまた違った姿を見せるといいます。
島という条件もみかん作りに大きく関係しているそうです。

「島は気温が高いため、霜が降りないという良さがありますが、一方で着色は遅れてしまうということがあります。みかんは寒いことで色づきが良くなり、引き締まった実ができるのです。そのため、時期が来たらまとめて取るのではなく、1〜2週間ほど収穫を遅らせて、完熟を見極めながら出荷するようにしています。どのみかんを摘むか、見極める技術が大切です」

八協共選の松井さん

松井さんによると、完熟した良いみかんは、ヘタが緑色から黄色に変わるそうです。さらに、色づいた後に完熟させることで糖度が上がり、おいしくなります。ただし、木に負担がかかるので、バランスが大切とのこと。

最後に、大島への思いについて話していただきました。

「現在は人手不足ということもあり、農園を減らすところも出てしまっていますが、昔は島中に畑がありました。大島は、野菜もとてもおいしいのです。水産業も盛んで、ハモやアマガイ、エソなどたくさんの魚介類が取れ、ノリの養殖といったことも行われています。こうした大島の良さを伝えていけたらいいですね」

自然豊かな大島

農業に水産業と、自然豊かな大島。
ここでは、島ならではのみかん作りが行われていました。
みかんの産地として、観光地としても注目していただけたらと思います。

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