明けましておめでとうございます。
2021年になりました。
今年も西宇和みかんをよろしくお願いいたします。

みかんの出荷はいよいよ最後の晩生（おくて）みかんになり、これからは中晩柑（ちゅうばんかん）の出荷が増えていきます。1月頃から出荷される中晩柑としては、伊予柑やポンカンが挙げられます。

「伊予」というのは愛媛県のことをさし、その名前の通り、生産の多くは愛媛県となっています。
ポンカンは見たところゴワゴワとした印象を受けますが、意外にも皮は柔かく、手でむくことができます。少し種はありますが、香りがよく甘みもたっぷりな品種です。
多種多様な中晩柑が登場し、味わいのバリエーションが増えるのも楽しみですね。

また、みかんも全ては取らず、品質の良いものを袋がけをして、越冬させるものもあります。木に実らせたまま完熟させることで糖度も上がり、味わい、食味ともピカイチの仕上がりになっています。
ただしみかんの木にも負担がかかってしまうため、たくさん出荷できるわけではありませんが、もしも機会がありましたらぜひお試しください。