みかんシーズンの終わり
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2021.1.26
まだ寒い日は続いていますが、今シーズンのみかんはそろそろ終わりが近づいています。
地域によっても違いがありますが、今ではみかんの収穫はほとんど終わり、一部の袋がけされて樹上完熟したみかんや、晩生(おくて)みかんと呼ばれるものを残すのみです。
みかんはあまり寒さに強くないため、通常は年を越す前の12月に収穫されるのですが、袋をかけて寒さや動物から守り、樹上で越冬したみかんは熟成され、味も濃厚で非常に良く、とても人気のものとなっています。
秋口の極早生(ごくわせ)みかんから食べていただいた方は、味わいの変化に気付いたかもしれませんが、同じみかんでも時期によって食味が違っています。
極早生みかんは酸味があり、じょうのうは薄くさっぱりとした味わいです。一方の晩生みかんはまったりとした甘さで、じょうのうは厚めになっています。
メインの出荷は終わりとは言え、春や夏にも温室で育てられるみかんもあるため、これで食べ納めというわけではありませんが、冬の締めくくりとして、みかんやいろいろなかんきつをお楽しみください。