今の時期のいろいろなかんきつ
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愛媛県で有名なものといえば何でしょうか?
タイや真珠、タオルなどさまざまなものがありますが、やはり一番はかんきつですね。

愛媛県で生産されるかんきつは、日本で一番種類が多く、およそ40以上の品種があります。昔から育てられたものもあれば、近年新たに生まれたものもあります。
しかし、これだけ多いとどれを選ぶか悩んでしまいますね。そこで今の時期に楽しめるかんきつを紹介します。

はるみ

はるみは清見とポンカンを掛け合わせて誕生した品種です。実は親となった品種はデコポン・不知火(しらぬい)と同じなのですが、系統が異なるため似ているもののデコポンとは違う特徴を持っています。
およそ180〜200gほどの大きさで、高い糖度に、柔らかくて食味の良い果肉が特徴です。

はるみ

はるみ

せとか

果汁が多く、高い糖度による甘さの中にほんのりと酸味があり、みずみずしく濃厚な味わいが特徴です。
果肉の柔らかさに加えて、じょうのうはとても薄いため、滑らかな食感が楽しめます。大きさは200〜250gほどです。

せとか

せとか

甘平

「甘平」という名前の通り、形は丸いというよりも少し平たく、とても甘いのが特徴です。大きさはおよそ250〜300gと、ずっしりとした大きさです。
外皮とじょうのうはともに薄く、果肉の粒立ったシャキシャキの食感を楽しむことができます。

甘平

甘平

これらのかんきつの特徴としては、甘くておいしいのはもちろん、実は大きいながらもゴワゴワとした繊維が少なく、食味がとても良いことです。
皮は手でむくことができますが、むきにくいと感じたときはカットするのもお勧めです。

比較的新しい品種で生産量はあまり多くなく、登場する期間は短いため、お店で見かけたときはぜひお試しください。

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