春に登場するかんきつ
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2021.3.30
4月も目前になり、すっかり暖かくなりました。
寒くも暑くもない過ごしやすい春の気候ですね。
多くの品種の収穫は終わり、これから少しずつ次のシーズンに向けた準備が始まりますが、まだまだ西宇和のかんきつは登場します。
甘夏
「甘夏」には夏と入っていますが、旬の時期はおよそ春ごろになります。
味は甘酸っぱく、少しの苦味が特徴です。実は大きく食べ応えがありますが、果肉を包むじょうのうは厚くなっているため、カットして果肉だけを食べるのがおすすめです。
甘夏
ニューサマーオレンジ
宮崎県で偶然発見された品種で、鮮やかな黄色をしています。
「日向夏(ひゅうがなつ)」とも呼ばれ、すっきりとした酸味が人気のかんきつです。
外皮と果肉の間にわたのような白い繊維がありますが、ニューサマーオレンジでは苦味もなくそのまま食べられるため、残して食べるのがおすすめです。
ニューサマーオレンジ
サンフルーツ
甘夏が枝変わりした品種で「新甘夏」とも呼ばれます。
特徴として、収穫する前に2〜3週間ほど木に実らせておき、程よく酸を抜けてから出荷します。
そのため、甘みと酸味が程よく調和したさわやかな味わいが楽しめます。
サンフルーツ
季節が変わり、だいだい色の甘みが強い品種から、黄色のさっぱりとした味わいのかんきつが増えていきます。
名前からも、さわやかで夏の太陽をイメージするような品種が多いですね。こうしたかんきつの程よい酸味は味覚の良い刺激になり、食に豊さをもたらしてくれます。