夏に登場する河内晩柑
News
2021.6.23
かんきつの多くは冬から春ごろで、温室みかんなど一部のものを除き、夏場はあまり出回りませんね。
夏にはおいしい食べ物がたくさんありますが、時にはかんきつのさっぱりとした酸味を味わいたい方も多いのではないでしょうか。
そんなときおすすめのかんきつが、河内晩柑(かわちばんかん)です。
河内晩柑は、主に愛媛県で生産される品種で、和製グレープフルーツとも呼ばれる見た目をしています。大きくて食べ応えがあり、苦味は少なくさっぱりとした味わいです。
樹上で1年以上も実らせて熟成させるため、収穫時期が長いのが特徴です。早いものでは春頃から、遅いものでは夏の終わり頃までお店に並びます。
ただ、冬を越すかんきつでありながら寒さには弱い性質のため、温暖な愛媛県の南部などで多く生産されています。
どの時期に収穫されたかによって味も少し変わりますので、食べ比べてみるのも楽しみの一つですね。
また、味もさることながら、「オーラプテン」と呼ばれる成分を多く含んでおり、認知機能を維持・改善する効果が見込まれると言われています。
おいしいだけでなくうれしい効果も期待できる、良いところが詰まったかんきつです。
河内晩柑は産地や場所によってさまざまな呼び方があるため、もしかすると他の名前で見かけるかもしれません。大きくて黄色い品種があったらぜひチェックしてみてください。
夏にかんきつを食べたいときには、河内晩柑をどうぞ。