季節の変化とみかん
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みかんの生育が始まるのは春ごろです。
暖かくなると白い花が咲き、それから小さな実が育ちはじめます。そんな成長途中のみかんといえば、ライムのような緑色をしていますね。
収穫の時にはだいだい色ですが、よく考えると季節によって色が変わるのは、とても不思議な現象です。

では、みかんの色は、いつ頃変わるのでしょうか。

季節の変化とみかん

みかんの出荷が近づく、夏から秋・冬にかけて気温が下がる頃に、緑色からだいだい色へと変わっていきます。色付きには、それまでの気温の積算値、および気温の低下などが関係していると言われています。
もちろん、これらはおいしさにも大きく関係しています。
見た目も味も良いみかんを作るには、春夏秋冬それぞれの適切な気候が欠かせません。

みかんの色付き

みかんは自然の中で育ちますので、ちょっとした環境の変化が生育に影響します。一朝一夕とはいきませんので、一年中みかんのことを気にしながら、手間暇をかけて管理しています。
少しでも手を抜くと、おいしくなくなるどころか、途中で実を落としてしまうこともあります。

みかんは、日本の季節に合わせて成長する果実です。
西宇和みかんを食べるときには、四国の左端、愛媛の最西端に位置する西宇和の地域を思い浮かべていただけると幸いです。


色が変わる時、みかんの中で起きている変化については、以下の過去記事もご覧ください。

https://nishiuwamikan.com/news/2019/07/no073/

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