みかんの持つ栄養
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極早生(ごくわせ)みかんが出荷され、もう少しすると早生(わせ)みかんも出荷が始まります。
みかんは時期によって味わいが変わりますが、皆さんはどのみかんがお気に入りですか?
極早生みかんは、甘さに加えて、少し酸味も欲しいという方にぴったりです。
次第にお店に並ぶみかんも増え、かんきつシーズンに向けた機運の高まりを感じられますね。

早生(わせ)みかん

みかんの良さは、おいしさだけではありません。
いろいろな体にうれしい栄養も含まれています。

かんきつと聞いてイメージするのは、ビタミンCですね。
ビタミンCは、皮膚や細胞のコラーゲンの合成に欠かせないもので、免疫力の向上やストレス対策、シミの発生を抑えるなどの効果が期待されています。
個人や年齢にもよりますが、1日におよそ100mgが目安とされており、みかんとしては2〜3個を食べるとちょうど良いですね。ただし、ビタミンCは過剰に取ると、吸収されずに排出されてしまうため、少しずつ食べるのがおすすめです。

みかんの栄養

みかんの色素にもなっているカロテノイドの一つ「βクリプトキサンチン」は、抗酸化作用を持っています。
抗酸化作用とは、大量に生成されると、動脈硬化やがん、老化などを引き起こす活性酸素の働きを抑制したり、取り除いたりする働きのことです。
生活習慣病の予防や骨を丈夫にするなど、私たちにとってありがたい機能を持っています。

今回紹介した以外にもさまざまな栄養があり、みかんは美容や健康などに良い効果が期待できます。
何より良いところは、手間もかからず、手で皮をむくだけで簡単に食べられることですね。種も無いため、食べやすさも抜群です。
ぜひ風味を楽しみながら、毎日の食生活に取り入れてみてください。

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