10月上旬のみかんの様子
News

農園レポート

2021.10.27

10月上旬、西宇和のみかん農園を訪れました。

現在出荷の中心になっているのは、少し緑色の残る極早生(ごくわせ)みかんですが、11月頃に収穫を迎える早生(わせ)みかんも、色づき始めています。
そんなみかんの生育状況について、JAにしうわ青果販売部の兵頭さんにお話を伺いました。

JAにしうわ青果販売部の兵頭さん

「おいしいみかんのためには、仕上げの段階では水分を減らすことが大事です。少し前にかなりの雨が降ることがあり、心配していましたが、その後は晴れの日が続いたことで、例年以上の仕上がりになっていると思います」

パッと見ただけで分かるように、大きさも見た目も順調に育っています。
もう少しで収穫となる早生みかん。仕上がりが実に楽しみです。

続いてみかん以外のかんきつ、中晩柑(ちゅうばんかん)について、
「中晩柑は実ぶとりが順調ですが、もう少し水が欲しいところです。収穫はまだ先になるので、スプリンクラーなどを活用しながら、それぞれの品種にあった生育環境を整えます」

中晩柑の収穫時期は、一部を除き、年が明けてからがほとんどです。
みかんよりも少し先を考えた管理が欠かせません。

JAにしうわ青果販売部の兵頭さん

最後にこれからの生育について教えてもらいました。
「みかんは自然のものなので、収穫が終わる最後まで気が抜けません。台風などの災害にも備える必要があります。これからが正念場ですね」

西宇和の地域が一体となって、収穫に向けて取り組んでいます。
今年もおいしいみかんをお届けしますので、どうぞご期待ください。

ニューストップへ