極早生みかんの並ぶ甘柑日和
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2021.10.29
愛媛県の西部、たくさんかんきつが生産される西宇和には、かんきつにまつわる多種多様な商品を取り扱う直売所「甘柑日和(かんかんびより)」があります。
西宇和の各地で生産された旬のかんきつや果物が集まり、そのほかにもジュースやゼリーのような加工品も豊富です。
訪れた10月の上旬には、すでにたくさんのみかんが並び、かんきつの季節がやってきたこと実感します。
棚を飾っているのは最も登場の早い、極早生(ごくわせ)みかんです。
極早生みかんと聞くと、もう少し緑色をしている印象があるかもしれませんが、この日店頭にあったみかんは鮮やかな黄色でした。
実際に食べてみると、出始めた9月頃よりも酸味がまろやかになり、さわやかな風味を残しつつも、早生(わせ)みかんの味わいに近づいているように感じました。
お店の方によると、11月も後半になればさらに色付き、だいだい色のみかんがずらりと並ぶといいます。
シーズン中は品種の入れ替わりも早く、訪れるたびに違った様子が見られるのも楽しみの一つです。
甘柑日和は今年で5周年を迎えました。
近年は、ジュースやゼリーも「せとか」や「紅まどんな」などの中晩柑(ちゅうばんかん)が充実し、人気となっています。
これからも西宇和のおいしいかんきつをお届けします。