みかんの収穫はいよいよ山場に
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2021.12.6
12月1日、収穫の進む西宇和の農園を訪れました。
本格的な冬が近づき、一面太陽に当たる温暖な農園も、夏とは打って変わりすっかり寒くなっています。
みかんの主な時期は12月の終わりまで。年明け以降も出荷はありますが、最盛期のフィナーレに向けて、収穫の作業が進められています。
みかんの色付きは、ますます濃く、きれいなだいだい色になっています。
味はしっかりと仕上がり、甘みが強くなっています。甘いだけでなく、わずかに酸味も加わることで味に深みが生まれ、濃厚な味わいになっています。
こうした味もさることながら、西宇和みかんの特長といえばなんといっても、じょうのうと呼ばれるみかんを包む房の薄さです。
一つ一つの房を取れば破けてしまうほど薄く、これが口当たりの良さにつながっています。
西宇和みかんを食べる際には、ぜひ注目してみてください。
収穫状態としては、およそ半分ほどのみかんが取り終わっているように見えました。農園の様子を見ると、収穫を終えた木と、これから収穫する木がきっちりと分かれているところがありました。
農園の場所や向きによって生育の早さが変わり、また農園を所有する農家の方によって作業の進め方も違います。
さらにこれから、みかん以外のかんきつ、中晩柑(ちゅうばんかん)も登場します。
西宇和で最初に登場するのは、紅まどんなです。
みかんもまだまだ出荷されますので、どうぞお楽しみください!