農園で年越しするみかん
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いわゆる「西宇和みかん」の多くは、年内で収穫と出荷が終わります。

しかし限られた数になりますが、年を越して収穫されるみかんがあります。
中でも、一個一個に袋がけを行い完熟させたみかんは人気で、なかなか手に入りにくくなっています。

一個一個に袋がけ

先日、今年の出来栄えを伺った川上共選の野本さんの農園でも、越冬有袋みかん「味ピカ 小太郎」を栽培していました。

野本さんに、越冬するみかんの特長を教えていただきました。

川上共選の野本さん

「甘さはもちろんですが、身が引き締まっていて、口に入れるとはじける感じがします」

野本さんの農園では、通常のみかんが大半で、「味ピカ 小太郎」は一万個ほどを出荷しているそうです。

「育ち具合や見た目を観察して、年を越させるみかんを選んでいます。手間はかかりますし、鳥にも狙われやすくなりますが、おいしいみかんになるようがんばって育てています」

みかん

甘くてはじけるみかん。機会があれば、ぜひお試しください。

取材日 2021年10月下旬

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