農園で年越しするみかん
News
2021.12.24
いわゆる「西宇和みかん」の多くは、年内で収穫と出荷が終わります。
しかし限られた数になりますが、年を越して収穫されるみかんがあります。
中でも、一個一個に袋がけを行い完熟させたみかんは人気で、なかなか手に入りにくくなっています。
先日、今年の出来栄えを伺った川上共選の野本さんの農園でも、越冬有袋みかん「味ピカ 小太郎」を栽培していました。
野本さんに、越冬するみかんの特長を教えていただきました。
「甘さはもちろんですが、身が引き締まっていて、口に入れるとはじける感じがします」
野本さんの農園では、通常のみかんが大半で、「味ピカ 小太郎」は一万個ほどを出荷しているそうです。
「育ち具合や見た目を観察して、年を越させるみかんを選んでいます。手間はかかりますし、鳥にも狙われやすくなりますが、おいしいみかんになるようがんばって育てています」
甘くてはじけるみかん。機会があれば、ぜひお試しください。
取材日 2021年10月下旬