西宇和はどんな場所?
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2022.5.13
Nマーク付きのみかん。
これは西宇和(にしうわ)で生産され、糖度を計測する光センサーなどで品質管理を受けたみかんであることを保証するものです。
そんな「西宇和みかん」ですが、そもそも産地である西宇和とは、どのような場所なのでしょうか。
西宇和は愛媛県の最西端に位置し、伊方町(いかたちょう)、八幡浜市(やわたはまし)、西予市三瓶町(せいよし みかめちょう)の、2市1町を総称して「西宇和」と呼びます。
地理的には、急な斜面が多く、海に突き出したリアス海外が特徴です。海沿いのみかん農園では、空からの太陽に加え、海から反射する太陽もキラキラとみかんを照らします。
西宇和の各地には、みかんを集め、品質を管理する選果場があり、それぞれの地域によって個性があります。
みかんを中心に育てる地域があれば、清見タンゴールやせとかなど、年明けから出荷を迎える中晩柑(ちゅうばんかん)を多く育てる地域、そのどちらも育てる地域もあります。
愛媛県のかんきつは40以上もの品種がありますが、西宇和だけでも10種類以上を育てています。
多様なかんきつの産地であることから、西宇和の八幡浜市は世界最大のマーマレードコンテストである「ダルメイン世界マーマレードアワード&フェスティバル」日本大会の開催地にも選ばれています。
八幡浜市の諏訪崎半島
西宇和のみかん作りの歴史は100年以上。
少しずつ環境をつくり、技術を磨き上げてきました。
自然豊かで、地域が一丸となっておいしいみかん作りに励む。
西宇和は、まさにみかんの聖地です。