これからのみかん生育
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日々暑さが増し、初夏を感じる気候になりました。
ですが、みかんの主なシーズンといえば、まだまだ先の寒くなる時期ですね。
これから収穫を迎えるまでに、みかんはどのように成長するのでしょうか。

みかんの生育

みかんの生育を簡単に分けると、実を大きく育てる時期と、おいしく仕上げる時期があります。

まず、これからの夏場は実を育てる時期です。
今の時点では、まだできたばかりの小さな実。
日当たりの良い農園でたっぷり太陽に当たり、水もたくさん吸収することで成長し、実を太らせていきます。

そして、夏に大きくなった実をおいしく仕上げるのが、収穫までの時期です。
みかんの成長には水が欠かせませんが、成長した後の過剰な水分は、味に良くない影響があります。
そこで、マルチシートと呼ばれる水をはじく白いシートを敷いて、雨が降っても余分な水が入らないようにし、適度な乾燥状態をつくるのです。

少し厳しいくらいの環境が、みかんをおいしくする秘訣ですね。

農園

農家の方にみかん作りで重要なことについて聞くと、「全ての作業を積み重ねること」という答えをもらいました。
生育はどこかで帳尻を合わせばいいというものではなく、その時々に必要な作業をしっかり行うことが重要だそうです。

「急がずに、しかし休まずに」
そんな言葉があるように、農家の皆さんは、コツコツと作業を行っています。

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