みかんの生育も後半戦に!
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あっという間の梅雨明け発表から、再び雨が降るなど、なかなか予想できない天候が続いていますが、今年も夏がやってきました。

みかんもだいぶ成長し、いよいよ生育も後半戦へと入ります。
これからは少しずつ完成に向けて、みかんをおいしくするための作業を行いますが、一体どのような作業だと思いますか?

みかんの生育

もちろん、さまざまな作業がありますが、特に品質に関わる大切な作業は、余分な実を落とす仕上げ摘果(てきか)と呼ばれる作業です。
摘果の作業は、みかんの生育がスタートしてから定期的に、何度も行います。
みかんには、自然と実を落とす生理落果という現象がありますが、これだけではまだまだ実は付き過ぎてしまうので、人の手で取らなければなりません。
一方、あえて多くの実を残しておくことで木に程よいストレスがかかり、みかんがおいしくなるため、早く摘果をすればいいとも限りません。
いつ行うか、タイミングが重要です。

仕上げ摘果

仕上げ摘果では、傷が付いているものや、日当たりの悪い場所など、あまり良くない状態のものを取っていきます。
どれほどの数かは、木の状態によりますが、なんと半分以上のみかんを落とすことも!
みかんは、とても多くの実がなる木です。
一つ一つの品質を上げ、おいしいみかんに仕上げるためにも、きちんと選び大切に育てています。

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