早生みかんの季節
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2022.11.24
9月頃に極早生(ごくわせ)みかんが登場してからしばらくたち、みかんの色合いや味わいも変わっていますね。
現在は早生(わせ)みかんの出荷が中心になります。
ですが、そもそも「早生みかん」という名前は見るものの、違いがよく分からない方もいると思います。
「みかん」といってもさまざまな種類があり、特に登場する季節によって大きく4つに分けられます。
最も早いものが極早生(ごくわせ)みかん、次に早生(わせ)みかん、中生(なかて)みかん、最後に晩生(おくて)みかん。
早生みかんは生産量も多く、一般的にみかんのシーズンといえば、この時期からではないでしょうか。
皮は柔らかくてむきやすく、果肉は甘い上にさっぱりとした味わい。
まさに「みかん」といったところですね。
愛媛県、そして西宇和でもたくさんの早生みかんが育てられています。
西宇和のみかんを食べる際は、「じょうのう」と呼ばれる実を包む半透明な皮や、酸味にも注目してみてください。
西宇和のみかんはじょうのうがとても薄く、食味がとても良くなっています。
味わいでは、甘いだけでなく少し酸味があり、そのおかげで味に深みが生まれ、濃厚な味わいになっています。
実際に、西宇和の農家の方にみかんで大切なことを聞くと「糖度と酸味のバランス」という答えをもらいます。
ぜひ、その絶妙なバランスを味わってみてください。
春に生育の始まったみかんは、夏にはたっぷりと太陽を浴びて育ち、秋からこれまでの間に、味もおいしく仕上がりました。
西宇和みかんは、愛媛県の西部、海沿いの恵まれた環境で、手塩にかけて育てた自慢のみかんです。
旬の今、どうぞお楽しみください。