もうすぐ中晩柑の季節がやってきます
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冬、そしてみかんの季節。
現在、お店にはたくさんのみかんがありますね。
みかんはまだまだ出荷が続きますが、これからは、徐々に「中晩柑(ちゅうばんかん)」も登場します。

愛媛県のオリジナル品種紅まどんな

もしかすると、中晩柑という言葉は聞きなれないかもしれませんね。

詳しくは、中晩生柑橘(ちゅうばんせいかんきつ)とも呼ばれ、その字の通り、みかんで言うところの中生(なかて)や晩生(おくて)のように、登場時期が少し遅く、主に年明け以降に登場するみかんを除いたかんきつ類のことを指します。

少しややこしいですが、一般的な分類としては、「かんきつ」という大きなくくりがあって、その中でも「みかん」と「中晩柑」に分けられるということですね。

愛媛県は、日本で随一の「かんきつ王国」として知られています。
生産しているかんきつの種類は日本一で、愛媛県オリジナルの品種もたくさんあります。

愛媛県のオリジナル品種甘平

例えば、紅(べに)まどんなや甘平(かんぺい)などです。
その希少さや格別な味わいから、近年注目を集めています。

愛媛県の西宇和では、みかんだけでなく、こうした中晩柑の生産も盛んで、伊予柑(いよかん)、清見(きよみ)タンゴール、デコポンなどたくさんの品種が育てられています。
見た目も味わいも、どれも個性的でおいしい品種ばかりです。

愛媛県西宇和で生産の盛んな伊予柑

さまざまな品種を知っておくと、新しい中晩柑を探しに、お店に行くのがより楽しくなるかもしれませんね。
これから来年の春ごろまで、たくさんの中晩柑が登場しますのでお楽しみに!

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