年内が主な旬 紅まどんな
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皆さんは、お気に入りのかんきつはありますか?
一年を通してかんきつが生産される、かんきつ王国・愛媛県では、40種類以上のかんきつがあります。

中でも、中晩柑(ちゅうばんかん)といえば、多くは年明け以降に登場するものですが、年内から登場する品種もあります。
その一つが紅(べに)まどんなです。
紅まどんなは登場時期が少し早く、年内が主なシーズンとなります。

愛媛県のオリジナル品種 紅まどんなの並んだ様子

紅まどんなは、愛媛県で誕生した比較的新しい品種です。
実は「愛媛果試第28号」や「あいか」などと呼ばれることもあり、JAの基準を満たしたものが紅まどんなと呼ばれます。
愛媛県内だけで育てられている、とても希少な品種です。

注目すべき点は、なんといっても食感です。
濃厚な甘さを誇る果肉は、ゼリーのように滑らかでプルプルとした食感です。

果肉がゼリーのようにプルプルとした紅まどんな

一口食べてみると、すぐに違いが分かります。

皮は柔らかく、手でむくことも可能ですが、果肉が皮の内側までぎっしりと詰まっており、とても薄くてちぎれてしまうこともあるので、カットするのがおすすめです。

食べやすいようにカットされた紅まどんな

カットすることで、果肉を直接味わえるという良さもありますね。

収穫もほとんど完了し、シーズンも残りもう少し。
紅まどんなの名前を見かけた時は、迷うことなくお試しください。

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