甘い果物は太りやすい?
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皆さんは食事に気をつかっていますか?

野菜をたくさん食べる、よくかんで食べる、腹八分目にするなど、何か気を付けている人も多いでしょう。
近年は「糖質を制限する」という声もよく耳にしますね。
もしかすると「甘いものは糖質が多く、カロリーも高くて太りやすい」と考え、甘い果物を控えている方もいるのではないでしょうか。

かんきつなど、さまざまな果物が並んだ様子

特に、近年は農家の皆さんの努力もあり、糖度の高い、とても甘いみかんやかんきつが増えています。
では、みかんや中晩柑(ちゅうばんかん)などのかんきつ類は、太りやすいのでしょうか。

結論からいうと、かんきつのカロリーはそれほど高くありません。
近年の果物は品質が上がり、とても甘いと感じるものが増えていますが、果物に含まれる果糖は、砂糖よりも甘みを感じやすいことが関係しており、実は糖度が1度上がっても、増加するのは100g当たり4キロカロリーほどとされています。

みかんのみずみずしい断面の様子

みかんとお菓子を比べてみると、サイズなどにもよりますが、ショートケーキであればみかん7〜8個分、ポテトチップスとなればみかん10数個に相当します。
さらに脂質も少ないため、かんきつを少し食べたからといって太るとはいえませんね。

もちろん、どのような良い食べ物であっても、過度に食べるのはよくありません。
果物では1日の目安が200gとされているため、他の食事とのバランスを考えながら調整すると良いでしょう。
ちょっとだけ何か食べたい時は、みかんやかんきつがおすすめです。

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