中晩柑のシーズンもクライマックスに
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暖かい日が増え、春らしい気候になってきました。
これまでにたくさんの品種が登場してきましたが、いよいよ中晩柑のメインシーズンも終わりに差し掛かっています。

一般的に、みかんを除いたかんきつのことを中晩柑(ちゅうばんかん)と呼びます。
秋口から登場し、冬にピークを迎えるみかんに対して、入れ替わるように登場する中晩柑。西宇和では、年末の紅(べに)まどんなから始まり、甘平(かんぺい)、はるみ、伊予柑(いよかん)、ポンカン、せとか、デコポン、サンフルーツ、清見(きよみ)などなど、これまでにたくさんの品種が登場してきましたね。

冬を越すために袋が掛けられた西宇和の中晩柑

中晩柑は寒い冬を越す必要があるため、一つ一つ袋をかぶせて守るなど、手塩にかけて育てています。

味も見た目も個性的なものばかりでしたが、皆さんはどの品種がお気に入りでしょうか。
お気に入りのかんきつが見つかり、毎年の季節の訪れに楽しみが加われば幸いです。

メインのシーズンが終わっても、かんきつはまだまだ登場します。
例えば、河内晩柑(かわちばんかん)という品種。旬は春から夏にかけてです。

春から夏に旬を迎えるかんきつ河内晩柑

和製グレープフルーツとも呼ばれ、さっぱりとした味わいが特徴で、愛媛県が日本一の生産量を誇ります。
また西宇和では温室みかんもあります。
農園でのみかんとは対照的に、生育は冬から始まり、夏ごろに収穫を迎えます。
おかげでかんきつの少ない真夏にも、甘くておいしいみかんを楽しむことができますね。

西宇和ではさまざまなかんきつが1年を通して登場します。
かんきつの味が恋しい時には、ぜひどのような品種があるかチェックしてみてください。

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