春から夏の品種 河内晩柑
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西宇和で現在楽しめる品種の一つが、河内晩柑(かわちばんかん)です。
黄色がかった鮮やかな色合いの品種で、和製グループフルーツとも呼ばれますが、果肉にはかんきつの甘みがあり、酸味と苦味の少ない優しく爽やかな味わいです。

春から夏に登場する品種河内晩柑

河内晩柑の収穫時期は、春から夏と長くなっています。
実は、出荷を迎える直前まで木に実ったまま育てられるため、収穫のタイミングを調整することができるのです。
興味深いのは時期によって風味が変わること。
出始めた頃は果汁が多く、甘みに加えて少し酸味もありますが、夏ごろにもなれば次第にマイルドでさっぱりとした味わいになります。
ぜひ何度か食べて、味わいの変化を体験してみてください。

さまざまな栄養素が含まれている河内晩柑

さらに含まれる栄養素にも注目が集まっており、河内晩柑に豊富に含まれているオーラプテンという成分には、認知機能を改善する効果が期待されています。
おいしいだけではないのが、かんきつのうれしいところですね。

これから気温も上がり、暑さの厳しい季節になっていきます。
そんな季節を乗り越えるために、栄養が豊富でさっぱりとおいしい河内晩柑はいかがでしょうか。

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