夏に育つおいしいみかん
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7月に入り、気温は一気に上がり、本格的な夏の様相を見せています。
夏といえば、お祭りやレジャーなど楽しみが多い時期ですね。
しかしまだまだ雨が降ることも多く、変わりやすい天気には注意が必要です。

雨は私たちだけでなく、みかんにも大きく影響します。
生育で欠かせない一方で、降水量が多すぎると逆に生育を妨げてしまうことも。

雨の多い季節のまだ青いみかん

近年は急激に雨が降ることが増えてきており、おいしいみかんを作るためにも、どのように気候と向き合うかが課題となっています。

西宇和では対策の一つとしてマルチシートと呼ばれる、水を弾く白いシートを活用しています。これはみかんの木の下に敷くことで、適度な水分を保ちつつ、余分な雨水が土に入るのを防いでくれるものです。
さらに色が白いことで太陽をよく反射し、みかんの成長も手助けしてくれます。

シートを敷く作業に加え、収穫後には片付けも必要なため、手間も時間もかかりますが、みかんを守りより品質を高めるために、農家の方々は努力しています

農園に広がる白いマルチシート

みかんは早いものでは9月ごろから収穫が始まり、秋・冬にかけてピークを迎え、その後は中晩柑(ちゅうばんかん)と続きます。
本格的なかんきつのシーズンももう少しですね。
また夏の今でも味わえる、ハウスで育てられたみかんもあります。
ハウス内で気温を調整し、理想的な環境で育つため、とても甘くておいしいみかんになっています。

これからますます暑い季節になります。
暑くて疲れた日には、おいしくて栄養のあるみかんをどうぞ!

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