夏は中晩柑も成長中
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西宇和の農園を訪れたとき、みかんとは違う、少し変わった形の実を発見しました。

変わった形のかんきつ

大きさは、夏場のみかんと同じくらいに見えます。
そしてよく見ると、枝につながっているヘタの部分がほんのりと出っ張っていますね。
一体これはなんのかんきつでしょうか?

夏に成長している多くのデコポン

実はこれはデコポンです。

デコポンは、清見とポンカンを掛け合わせて誕生した品種で、ヘタの部分が出ていることが特徴です。
凸(でこ)があるポンカン。ここからデコポンとなりました。
オレンジのような清見と、甘くて香りの良いポンカンの良さを受け継ぎ、大きくて食べ応えがあり、甘くおいしいかんきつです。

デコポンの農園の様子

こうした露路で育つデコポンが収穫を迎えるのは、1月ごろから。
かんきつの中でも、温州(うんしゅう)みかんを除き、主に年明け以降に出荷されるものを中晩柑(ちゅうばんかん)と呼びますが、デコポンは西宇和の主要な中晩柑の一つです。

西宇和を代表するかんきつの一つデコポン

まだまだ収穫まで時間があり、これからどんどん大きくなっていきます。

デコポン以外にも、紅(べに)まどんな、いよかん、清見、せとかなどなど、西宇和にはたくさんの品種があります。
みかんはもちろん、中晩柑にもご期待ください!

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