クリスマスにはぜひみかんを!
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季節が過ぎるのは早く、12月も後半となりクリスマスが近づいています。
そんなクリスマスにちなみ、「クリスマスオレンジ」という言葉を聞いたことはありますか?

太陽に照らされているみかん

クリスマスオレンジとは、クリスマスに大切な人に「みかん」を贈る風習のことで、実はカナダから来た文化です。
オレンジという名前ではありますが、日本から輸入されたみかんを指し、カナダではクリスマスシーズンになると「クリスマスオレンジ」として登場します。

こうした文化が広まった背景として、カナダでは寒い冬に果物が少なく、あるとき日本のみかんを食べた人からおいしいと評判になり、日本から輸入されるようになったといいます。
今ではみかんは「聖なる果実」として、クリスマスシーズンの風物詩となっています。
カナダとはみかんを通して深い関わりがありますね。

愛媛県西宇和地域の農園で育てられるみかん

こうしたカナダの文化を受けて、西宇和のある愛媛県の八幡浜市では、クリスマスにさまざまなイベントが開催され、ユニークな取り組みも行われています。
その一つが「ハート型みかん」です。
川上地区では、一部のみかんに特別な型の枠を使ってハートの形に育てています。

愛媛県西宇和の川上地区でそだれらるハートの形のみかん

新しい文化を知ると楽しみが増えますね。
みかんを味わいながら、日本とカナダの文化的なつながりが感じられます。
みかんの出荷はいよいよ終盤です。
ぜひおいしいみかんと一緒に、クリスマスシーズンを楽しみましょう!

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