愛媛県の旬のかんきつ はるみ
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まだまだ寒さが厳しいですね。
厳しい冬を乗り切るために、しっかりと栄養のあるかんきつを食べたいところです。

年明けからは、みかんに代わって、中晩柑(ちゅうばんかん)の出荷が増えてきており、お店でいろいろなかんきつを見かけることが多いのではないでしょうか。

そんな現在旬の中晩柑の一つが「はるみ」です。

清見とポンカンを掛け合わせて誕生したはるみ

はるみは、清見(きよみ)とポンカンを掛け合わせて生まれたかんきつで、1999年に品種登録されました。
また清見とは、みかんとオレンジの特徴を合わせ持ったかんきつで、実はこちらも西宇和の名産品です。

はるみの魅力といえば、その食感と味わいです。写真を見ると分かるように、一見みかんにも似ていますが、はるみは一回り大きく、果肉は大粒なため、プチプチとした食感の甘くてジューシーな味わいです。

さらに食べやすさも魅力の一つです。みかんのように皮が柔らかく、手で簡単にむくことができます。そして果肉を包むじょうのうも薄いため、気軽に食べられます。

はるみは、みかんに外観は似ているが、違った特徴を持っている

面白いのは、はるみはデコポン(しらぬい)と同じ親を持つ、兄弟姉妹に当たる品種ということです。しかし見た目は、デコポンと比較してかなり違っていますね。
同じものはなく、かんきつごとに独特の特徴があるのも、中晩柑ならではの魅力です。

みかんの出荷のピークは過ぎましたが、これから春まで、品種によっては夏まで、おいしい中晩柑が登場します。
ぜひいろいろな品種を手に取ってみてください!

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