西宇和の名物かんきつ清見
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2024.3.18
年明けより中晩柑(ちゅうばんかん)が登場してしばらくたちますが、今旬を迎えるかんきつもあります。
それが西宇和の名物としても知られるの清見(きよみ)です。
西宇和には、佐田岬(さだみさき)と呼ばれる全長50km以上の、日本一細長い半島があります。
四国の最西端であり、愛媛県で人気のサイクリングや、ドライブのスポットとしても注目を集めていますが、実は清見の生産地としても有名な場所なんです。
愛媛県から九州・大分県へ向かってのびる佐田岬半島は、風が強く吹き付けるため、意外にもみかんの生育には向いていませんでした。
その反面、温暖で冬にも霜が降りにくく、中晩柑が冬を越すための条件がそろっていたのです。
清見は、みかんとオレンジを掛け合わせた「タンゴール」と呼ばれるもので、その味わいも両方の良さを兼ね備えています。みかんのような甘みに、オレンジのようなジューシーで爽やかな風味が特長です。
生育にもこだわりや工夫があり、他の中晩柑もそうですが、清見も一つ一つに袋を掛けて寒さなど厳しい環境から守っています。
食べる際はナイフを使うと簡単にむけて、手も汚れにくいためおすすめです。
この地域では、甘さに加えてほど良い酸味もある爽やかなサンフルーツや、デコポンといった品種も育てられています。
佐田岬半島という特殊な地形だからこそ、たくさんのかんきつがありますね。
清見は、愛媛県西宇和を代表する品種の1つです。
旬は3月から4月ごろと、まさに今がおいしい時期。
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