今年の夏も猛暑が続きましたが、10月に入り、ようやく涼しさを感じられるようになってきました。
そして秋の訪れとともに、待ちに待ったみかんシーズンの到来です！
みかんの先陣を切って登場するのは、極早生（ごくわせ）みかんです。

極早生みかんは、その名の通り、最も早く収穫される品種で、10月頃から出荷が始まります。
もしかすると、11月や12月のみかんを早く収穫したのかと思うかもしれませんね。
ですが、実際にはそもそも異なる品種であり、極早生みかんは今が旬です。

外観は緑色から黄色へと移り変わる途中の色合いが特徴的で、まさに夏から秋への変化を見た目にも感じさせてくれます。

味わいは、みずみずしくさっぱりとした甘酸っぱさがあり、季節の変わり目で疲れた体をシャキッとさせてくれる爽やかさな風味です。

さらに果肉を包む半透明な皮がとても薄いため食味も良好です。
もちろんみかんならではの栄養もあり、手軽に食べられるので、おやつやデザートにもぴったりですね。

これから愛媛県や西宇和では本格的なみかんのシーズンとなります。
極早生みかんは、みかんの先駆けとして登場し、季節が進むにつれて、みかんの味わいは徐々に変わっていきます。
ぜひ今の時期からみかんを味わい、その変化を感じてみてください。