季節の移り変わりとともに、みかんの品種も変化していきます。
極早生（ごくわせ）みかんの爽やかでさっぱりとした風味を楽しんだ後は、早生みかんの登場が楽しみなところですね。

11月は、極早生みかんから早生みかんへと主役が交代する時期です！

極早生みかんと早生みかんは、単に収穫時期が異なるだけでなく、品種が違い、味わいにも明確な違いがあります。
早生みかんは、極早生みかんと比べてより甘みが増し、酸味が控えめになります。

ここで注目すべきは、早生みかんにも程よい酸味が残されていることです。

みかんはとにかく甘さが大事で、酸味はない方が良いと思われるかもしれませんね。
しかし実はそうではありません。酸味が全くないみかんは、コクがなく、少し物足りなさを感じます。
適度な酸味があることで、味わいに深みと複雑さが生まれ、より豊かな風味を楽しめるんです。

みかんを味わう際は、ぜひ甘さだけでなく酸味にも意識を向けてみてください。よりおいしさを感じられるかもしれません。

いよいよ極早生みかんから早生みかんのシーズンとなります。
寒さも深まり、冬の気配も感じられる時期です。
みかんへの変化は、秋から冬への季節の変化も感じさせてくれますよ。

ぜひ見た目や味わいの変化にも注目して、今ならではのみかんを楽しんでみてください！