西宇和みかんの「じょうのう」
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西宇和みかんの魅力を語る上で、欠かせない特徴とはなんでしょうか?
それは「じょうのう」と呼ばれるものです。
じょうのうとは、みかんの果肉を包む半透明な薄皮のことです。

みかんの食味に関わる「じょうのう」

西宇和で農家の方に西宇和みかんの魅力について尋ねると、甘さや酸味とのバランスといった他に、じょうのうの薄さがよくあげられます。
あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、実は味わいに大きく影響する重要なポイントです。

じょうのうが厚いと、みかんの果肉を食べた後にかみ切れずに残ったり、みかんの味わいを損ねたりすることがあります。

西宇和みかんは房をとると破れるほどじょうのうが薄い

そんな味わいに直接関係するじょうのうですが、西宇和みかんのじょうのうはとても薄く、皮をむいてふさを取り分ける時に破れてしまうほどです。
そのため、果肉の甘みや酸味、みずみずしさがダイレクトに届き、また食べた後の食味も良くなっています。

じょうのうの薄い西宇和みかん

みかんのおいしさを決める要素は、糖度や酸味だけではなく、食感や食べやすさも大切です。
みかんを食べる際はぜひ、じょうのうの薄さにも注目してみてください。

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