みかんから中晩柑へ!
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これからの寒い季節の楽しみの一つ「中晩柑(ちゅうばんかん)」をご存じですか?
中晩柑とは、みかんを除く、主に年明けから登場するかんきつの総称です。

温州みかんの旬が過ぎる頃、入れ替わるように登場して、冬から春への季節を彩ってくれます。

「みかんを除くかんきつ」ということで、中晩柑にはとてもたくさんの種類があります。
かんきつ王国の愛媛県では、なんと40種類以上!
今回はその中の一部の品種を紹介します。

まずは愛媛県が全国1番の生産量を誇る「いよかん」です。

愛媛県の生産量が全国1位のいよかん

1月から登場する品種で、大粒な果肉に、ジューシーで甘酸っぱい味わいが楽しめます。

そして名前も見た目もインパクトのある「デコポン」です。
ヘタの部分が出っ張った外観に、デコポンという不思議な名前。
味もおいしい逸品です。

独特な名前と形をしているデコポン

そしてみかんとオレンジの特徴を併せ持った清見(きよみ)という品種もあります。
タンゴールとは、みかんとオレンジを掛け合わせたもののことで、単に清見と呼ばれることもあります。

みかんとオレンジを掛け合わせた清見タンゴール

愛媛県では新たな品種も誕生しています。
紅まどんなや甘平など愛媛県のオリジナル品種も生まれ話題になっています。

今年ももうすぐ終わりを迎えますが、今度は中晩柑の季節がやってきます。
中晩柑では、また違った新しい味覚が楽しめますよ。
年明けからもお楽しみに!

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