愛媛県が誇る冬の味覚、伊予柑（いよかん）をご存じですか？
1月から3月にかけて登場し、冬の食卓を彩ってくれる魅力的なかんきつです。

「伊予」とは、愛媛県の昔の呼び方ですね。
その名を冠する伊予柑は、愛媛県を中心に育てられ、県を代表する特産品の一つです。サイズは温州みかんより一回り大きい 220〜280グラムほど。しっかりした見た目と鮮やかなオレンジ色が目を引きます。

いよかんをむくと、爽やかな香りがふわりと広がり、思わず食欲をそそられます。
大粒な果肉はみずみずしくて弾力があり、かんきつの甘みのなかにほどよい酸味が感じられるのが特徴です。
爽やかな風味なので、そのまま食べるのはもちろん、さまざまなアレンジもおすすめ。サラダやヨーグルトに加えると、見た目も華やかになり、味わいにも変化が生まれ、より楽しめますよ。

いよかんは、見た目や味わいだけでなく、「いいよかん」という語呂合わせから縁起物としても親しまれています。
年が改まったこの季節に、「いい予感」を運んできてくれるような前向きなイメージがありますよね。
特にこれからは受験シーズン真っただ中。
栄養も豊富なので、ほっと一息つきたいときのおやつとしてもおすすめです。

忙しい日々のリフレッシュに、そして縁起の良い贈り物としても最適ないよかん。
ぜひこの旬の時期に、さまざまな食べ方で味わってみてください。