清見とはどんな品種?
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清見(きよみ)というかんきつの品種を知っていますか?
清見は、「清見タンゴール」と呼ばれることもある、中晩柑(ちゅうばんかん)の一つです。

タンゴールとは、みかんとオレンジを交配して生まれたかんきつの総称です。
清見は、日本で初めて育成されたタンゴールで、1979年に品種登録されました。

樹上でじっくり熟成させる清見

みかんとオレンジの特徴をあわせ持ち、デコポン(不知火)やせとかなど、多くの人気品種の親にもなっています。

清見の魅力は、みかんのような甘い味わいに、オレンジらしい爽やかな風味が加わること。両方の長所を持つ、甘くジューシーでおいしい品種です。

愛媛県の西宇和地域では、樹上でじっくり熟成させることで、みずみずしいまま、まろやかでコクのある味わいに引き立てる工夫がなされています。冬を越すため、一つ一つに袋を掛けて守るなど、手間暇をかけた作業を行っています。

清見はカットすると食べやすい

みかんに比べると皮は少しむきにくいため、ナイフで手頃なサイズにカットするのがおすすめです。
カットフルーツやデザートにもぴったりですよ。

爽やかな香りと深い甘みをあわせ持つ清見。
みかんのようであり、オレンジのようでもあるおいしさを、ぜひ一度味わってください!

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