かんきつのシーズンはいつまで?
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秋口のみかんから始まり、現在の中晩柑(ちゅうばんかん)まで、店頭をにぎわしているかんきつ類ですが、シーズンはいつまで続くのか、気になったことはありませんか?
実は、収穫時期や品種を上手にリレーしていくことで、一年を通じてかんきつを楽しむことができるのです。

西宇和で育つデコポン

まず、そもそも中晩柑(ちゅうばんかん)とは、みかんを除いて、遅い時期に収穫されるかんきつを指します。伊予柑やデコポン、清見などさまざまな品種があり、主に年明け5月頃まで出荷されるものですね。

春から初夏にかけては清見やサンフルーツ、ニューサマーオレンジといった品種が登場します。
サンフルーツは、新甘夏(しんあまなつ)とも呼ばれ、甘夏よりも酸味が穏やかで、ぷりっと弾けるような果肉が特徴。
ほろ苦さが控えめなので、爽やかな初夏の味わいを楽しめます。

新甘夏(しんあまなつ)とも呼ばれる初夏のかんきつサンフルーツ

では「夏になればかんきつはお休みかな」と思いますが、実はまだあります!

例えば河内晩柑(かわちばんかん)という品種は、春から出荷が始まり、夏まで続きます。
さらに真夏にもハウス栽培の温室みかんが出回ります。
温室みかんは、電気代や燃料代などさまざまな費用がかかることから値段は少し高くなりますが、理想的な環境で育つことから驚くほど甘く、格別の味わいです。

このように西宇和では、季節ごとにさまざまなかんきつがリレーのように次々と旬を迎えており、一年中何かのかんきつを楽しめますよ。

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