西宇和の隠れたスポット「ねずみ島」
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2025.8.1
愛媛県八幡浜市から風光明媚な海岸線を南へ車を走らせると、農園が広がる海沿いに、ぽっかりと浮かぶ小さな島が見えてきます。
「ねずみ島」として親しまれているこの島は、西宇和エリアの隠れたスポットです。

道路からすぐの沖合に位置するこの島は、横から見ると、一匹のねずみが海に向かって座っている形に見えることからその名が付けられました。
普段は静かに海に浮かぶ島ですが、干潮の時刻を迎えると、島へと続く一本の道が海の中から現れます。

現れた道はねずみの尻尾のようにも見えますね。
干潮の時間帯には、この「ねずみの尻尾」を歩いて島まで渡ることができます。
島に渡り、陸地側を振り返ると、そこには西宇和が誇る壮大なみかんの段々畑があります。

島という、陸から一歩引いた場所から見ると、みかんの段々畑が一面に広がり、山城のように遠くまで連なる風景を楽しめます。
ねずみ島は、この西宇和ならではの美しい農園風景を海側から一望できる、ちょっとしたスポットですね。